当社にて新車時(平成25年)にガラスコーティングを施工したお車の現在の状態です。
表面がまだらに見えるのが分かりますか?
このミラーカバーだけでなく、車体全体に同じようなまだら模様が出ています。
ガラスコーティングの上に水垢なのか、ウォータースポットなのか分かりませんが、こすっただけでは変化のない模様が浮かび上がっています。
こちらのお車は、定期的にメンテナンスもしていたにもかかわらず、このような状態になってしまいました。
当社が使用しているコーティング剤が悪いとか、メンテナンス方法が悪かったんじゃないかというご指摘はあるかと思いますが、今後の対策の為に何とか綺麗にできないか?に挑戦しました。
コンパウンドで全体を磨くのは、コーティングを完全に剥がしてしまう事になりそうなので、最終手段として別の方法を試してみました。
まずは、ガラスコーティングのメンテナンス液でどこまで元に戻るか・・・
撥水効果は出ましたが、まだら模様は変化ありませんでした。
次に、ウォータースポットを目立たなくする液体でどうなるか・・・
少し目立たなくなったかな?っ程度で納得のいく状態とは言えませんでした。
次がダメならコンパウンドで全体磨き+コーティング再施工しかありません。
あまり期待はしないで、かなり前から使っている水垢落としでこれでもかと磨いてみました。
すると・・・
新車当時の艶に戻ったんです。
これには驚きました。
コンパウンドを使ったわけではないので、コーティング自体は剥がれていないようです。
水弾きもかなり良く、ガラスコーティングを再施工したんじゃないかと思える状態まで戻りました。
機械を使わず手で全体を磨いたので、腕が筋肉痛になりそうです。
この艶感まで戻せたので筋肉痛になっても良しとします。
比較写真が少ないのは、ボケた写真ばかりだから・・・
写り込んではいけない物が写っていたり・・・
色々な原因はあります。
それでも今後の対策方法が見つかってよかったと思います。
リアスポイラーは何ともなりませんでした。
ここだけはコーティングがどうのというより、クリア塗装が劣化しています。
リアスポイラーだけは後日再塗装ということになりました。
最後まで見ていただきありがとうございました。
ウメヤ自動車では、鈑金塗装だけでなく色々な事に挑戦しています。
また次回もお楽しみに。
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